アフガンで戦死した親友の葬式ド派手なドレスで参列した男…非常識すぎる服装の裏側には…[adsense]とある英国兵士の葬儀にライムグリーンのドレスネオンピンクのソックスという出で立ちで現れた男性がいました。しかし、明るい衣装に対して表情は悲痛です。それには涙なしには語れない深い理由があったのです・・・

アフガンで戦死した親友の葬式にド派手なドレスで参列した男

この日、行われたのはアフガニスタンで戦死したイギリス兵士、ケビン・エリオットさんの葬儀だった。ど派手な服で登場した彼は一番の親友バリー・デラリー。バリーさん(30歳)とバリーの戦友ケビン・エリオットさん(当時24歳)は5年前、イギリスのロイヤル・スコットランド連隊にいました。英国兵士「ケビン・エリオット(Kevin Eliot)」はアフガニスタンへ任務に行く前に親友の「バリー・デラリー(Barry Delaey)」に冗談を投げかけました。
「もしもアフガンで俺が死んだら、一番ダサいドレスで葬式に来てくれよな!」
バリーは「ハハハ、もちろんだよ!」とこの面白い話に乗ります。そうしてエリオットがアフガニスタンに旅立ったあとも、2人は連絡を取り合っていました。彼らは固い友情で結ばれていたのです。しかし、その3年後、バリーに届いたのは訃報でした。エリオットは残念な事にアフガニスタンでその尊い一生を終えてしまったのです。デラリーは、ついに友人との約束を果たさなければならない日を迎えてしまいました。[adsense]

男の約束を守り抜いたバリー

バリーはあの時の約束通り、ダサいライムグリーンのドレスにネオンピンクのソックスで葬式に参列したのです。この約束を知った参列者たちの中に、バリーをバカにするものは誰一人としていませんでした。葬儀に参列した全員がその厚い友情を見守りました。バリーはエリオットの大好きだったお酒を注いでお墓の前にしゃがみ込み、
「このドレスの色はどうだ?とびっきりダサいだろ?」
と聞いてみました。バリーさんは泣かないでいようと頑張りましたがしかし、その瞬間、二度とエリオットの声を聞くことはできないのだということを思い出し、その場で崩れ落ちてしまったそうです。約束通り派手なドレスを着た親友の姿を見て天国のエリオットさんは笑いながらも男の真の友情に涙していたのでしょうか・・・?バリーさんにとってはとても悲しい別れになったかもしれませんが、天国のケビンさんはきっと「本当に最高にダサいドレスで来やがった」って笑ってるかもしれません。戦争で得るものは憎しみと悲しみのみ。戦争のない世の中が実現して欲しいと思います。

ケビンはバリーのもとに来ていた?

ドレスを着たバリーの腰に不自然な手が回っています。バリーさんの腰にまわす手は一体…ネットではケビンはバリーのもとに来ていた?と話題になりました。

ネットでの反応

・これ何回見直してもこの黄色のワンピース着てる男のひとの腰に回ってる手の持ち主が居ないのよね、亡くなったお友達なのかな・戦死した戦友の右手だな。ギャグだったのにありがとよ(笑)、と草葉の陰で笑っているのでしょう。・ダサイドレスを着た方の右の腰元にあるのは飾りですよね…隣の方の腕は両方写ってるし…私の見間違いですよね!
真相はともかく、ふたりの固い絆がうかがえるエピソード。この思いが天国のケビンに届きますようにと願わずにはいられませんね。[adsense]

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