[adsense]ドライバーで強くビス(ネジ)を締め付け過ぎるとネジ頭の十字穴や六角穴などが潰れてドライバーが回らなくなってしまうことがあります。これを「なめる」と言います。こんな時、手元に補修キットもない場合の応急処置による解決方法を紹介します。簡単で斬新な方法なのでトリビア的な魅力が味わえるでしょう。
ネジ頭とネジ山とはどの部分を指すのか?
ネジ頭とは頭部のドライバーをあてて回す部分を言い、溝の形状によってネジの種類が分けられます。

1.潰れたネジ頭のネジを回す一般的な方法
これはゴムの摩擦度を利用してバカネジを回す方法です。潰れたネジ頭とドライバーの間に太いゴムを挟んで回します。こちらの動画が分かり易いです。引用:https://www.youtube.com/watch?v=gI88ty8qong2.ドライバー以外の方法:挟んで回す
発想を転換して(若しくはドライバーが無い場合)ラジオペンチやロッキングプライヤーなどを使ってネジを外側から挟んで回すことも有効です。
・ネジのまわりにスペースがないと難しい・皿ネジや頭が低いネジは挟めない・ある程度の握力が必要[adsense]
3.叩いて緩める
これは荒業なのでよく注意して行ってください。ネジ頭に対して垂直にドライバーを突き立てドライバーのお尻をまっすぐに叩いてやると衝撃でネジが緩む時があります。ドライバーは軸が柄の中をお尻まで突き抜けている「貫通ドライバー」を使います。(普通のドライバーでこれをやると軸が曲がってしまうのでご注意!)4.金ノコや金ヤスリでマイナス溝を掘る
ネジの溝を金ノコなどで復活させる方法です。ネジの周りに広めのスペースがあって、なべネジなど頭が出ている種類の場合は金ノコなどでマイナス用のみぞを太めに作りなおして復活させる方法もあります。ちょっと面倒ですが条件さえ整えば確実な方法ですね。
5.専用ツールを使ってスマートに
電動ドライバーを所有していて専用ツールを購入する余裕があれば、新たに小さなネジ穴を作っちゃいましょう。これは上記4つの方法では効き目がない場合にチャレンジします。使い方はドリル部分で潰れたネジ穴の内側に新たなネジ穴をつくり、反対のネジ部を使ってなめたネジを取り外します。引用:https://www.youtube.com/watch?v=nHUM79rBD9U個人的には1の方法で解決できれば理想的ですね。元々製品なり用具なりに付属していたネジの穴がバカになってしまうことがあるんですよね。こういう場合に大変役に立つと思います。ネットでの反応
・太い輪ゴムって有るようで無いんだよ、一般家庭には…・2の挟んで回す方法も良いね!・この歳まで知らなんだなあ。いいもの見せていただきました。・凄い!発想の違いだな。仕事で良く遭遇するけど考えた事がなかった。[adsense]