15歳で妊娠した高校生の壮絶な半生…母親の愛情に涙…[adsense]
15歳で妊娠した女子高生
10代のうちに若くして妊娠してしまい、中絶や中には産んでも育てられずに虐待をしてしまうニュースは後を絶ちません。しかし、今回ご紹介するエピソードは10代で妊娠したにもかかわらず、立派にお子さんを育て上げた母親のお話です。これは私が高校1年生の時のお話です。当時は学校も楽しく、毎日が充実していました。お付き合いしている男性もいて何もかもが楽しかったのを覚えています。ところがある日、私の生活が一変してしまうのです。生理も来ず、毎日生理のような症状が続いているので、おかしいと思い、お医者さんに診てもらったらなんと妊娠していたのです。当時お付き合いしていた男性との間に子供を授かっていたのです。妊娠が発覚した時、私は2ヶ月目だということがわかりました。なんと。15歳で妊娠してしまった女性。この後一体どうなってしまうのでしょうか?[adsense]
彼氏と音信不通に・・・
お父さんになるはずの彼氏と一切連絡が取れなくなってしまうのです。お付き合いしていた男性とは違う高校だったのですが、私が妊娠したことを告げると、急に音信不通になってしまいました。彼と全く連絡が取れないので、仕方なく彼の家に出向いてみると・・・家では「彼は居ない」の一点張りで門前払いを食らってしまいました。おそらく私の妊娠の事実は親御さんには伏せていたに違いありません。「お腹に子供ができたので産ませてください」と言おうか迷いましたが、男性が信用できなくなってしまい、気持ちも冷めてしまったのでもうそれ以上は言わないことにしました。そんな男性の子供でもお腹に宿った我が子を愛していました。とても愛おしく、早く会いたい気持ちでいっぱいでした。中絶なんてしたくない・・・産みたい・・・という気持ちが強くなっていました。
産むかどうかを母親に相談
この女性は母親のみの片親によって育てられました。女手一つで育ててくれた母親に対し、母の心を裏切ってしまったようで後ろめたい気持ちがあったのでしょう。
母は何も言わずに黙って私の話を聞いていました。時には目に涙を浮かべながら。そして、長い沈黙の後に重たい口を開き「あなた・・・その子を幸せにできるの?」と言いました。そして、私はその時の思いを正直に答えました。「わかんないけど、でも幸せにしたいと思ってる。自信はないけど私はこの子を愛してる!産みたい!それだけははっきり言えるよ」そう答えると、母は「そうか、なら産みな。子供の幸せは親が決めるんやない。この子が決めるんや。子供が最初に感じる幸せは生まれたことに感じるんや。あとはあんたの・・・母の愛があれば大丈夫や。」と伝えてくれ、母の一言に、私は思わず声を上げて泣いてしまいました・・・そして、産む決意をした私は、翌年に元気な女の子を出産しました。その後、「一人では危険だ」と今まで通り母と同居することになりました。高校も辞め、パートに明け暮れる毎日。主産後の働けない間も生活できるように節約と貯金もしました。母も援助してくれたおかげでなんとかやっていけました。そして、16歳で迎えた出産。幸い大きな問題もなく安産でした。生まれたのは2559gの元気な女の子。私は母と同じく女でひとつでしたが、精一杯の愛を込めて育てました。その後、母親となったこの高校生の娘さんから衝撃的な告白を受けるのです。
産んでくれてありがとう
娘さんを立派に育て上げることを誓ったこの女性。成長した娘さんからの言葉に愕然とします。私の出産は安産で、元気な娘が生まれました。しかし、16歳でしたので、満足におもちゃを買い与えてあげることもできず、娘が小学生の頃、塾や習い事に行きたいと言っても行かせてあげられませんでした。娘が中学生の頃、携帯が欲しいと言っていましたが、とても買ってあげられませんでした。娘が高校生の頃、遊びたい気持ちを抑え、アルバイトに励み、家にお金も入れてくれました。このように、娘と二人三脚で頑張り、生活するのでも精一杯でした。そこまで裕福な暮らしをさせてあげられなかったことに罪悪感を感じつつも、娘さんは成人を迎え、ついには結婚することに。結婚式の前日、娘と結婚式の準備をしている時、娘が放ったまさかの一言に泣き崩れてしまいました。

そんな娘も先日成人式を終え、無事に大人の仲間入りを果たしました。そして、素敵な旦那さんにも巡り会うことができ、結婚式も挙げたのです。式の前日、娘と準備をしている時、娘の放った一言に号泣してしまいました。「今まで本当に苦労かけてごめんね」そう私が話すと、「お母さん私を産んでくれてありがとう!!」と衝撃の一言。これに対し、私は「ダメな母親でごめんね。。。」というと娘は、「お母さんはダメな母親なんかじゃないよ!私を立派に育ててくれたじゃない!私は産んでくれてありがとう。私はお母さんの子供に生まれることができて幸せだよ!!」と言い放ち、私はその場に泣き崩れてしまいました。