人類史上最も危険な心理学実験…恐ろしすぎる実験の数々だった…[adsense]
人類史上最も危険な心理学実験
科学者を成功に導くのは新しい知識を得るための飽くなき探求心です。しかし、その探究心が倫理に触れることもあります。科学者は自分の研究分野への情熱が高まるにつれ、誰が傷つくのかまでは思いが至らない、ということがありがちです。そういう点では世界一の悪人って言っても過言ではありません。今回はそんな人類史上最も危険な心理学実験の数々を紹介します。ゲシュタルト崩壊実験

「お前は誰だ?」と、1日数回語り掛ける。たったそれだけです。そんな事を何日も何日も繰り返させ、被験者の精神状態を観察していったのです。その結果、
実験開始後、1週間程で判断能力が鈍り、単純なミスが増え始めた。実験開始2週間で、独り言をつぶやく回数が増え、時折独りで会話をする事があった。3週間経つと、身振り手振りを交えて誰かと会話をするなどの異常行動が目立ち始めた。完全に、自分以外の誰かを妄想で作り上げている。2ヶ月後には、完全に自我を失い、自分が何故ここに居るのか分からなくなっていた。最終的には、自傷行為を行ったり自殺しようする人が現れた。
スタンフォード監獄実験

ミルグラム実験

「人はどこまで残酷になれるのか?」という事も観測していたと言われています。実験は極めてシンプル。ある役者が別室にあるニセの電気椅子に座る。一方こちらの室内ではもう一人の役者がその椅子に座った役者に実験を行う博士を演じ、同じ室内にいる被験者にその電気椅子の制御が任される。博士は被験者に別室にいる役者がある一連の単語を思い出さなければ罰として電気ショック与えるよう指示する。実験が進むにつれ、電気ショックの強さとその犠牲者の苦痛の訴えは激しさを増していく。実験は普通の人が博士の指示を理由に全く面識のない相手にどれほどの苦痛を与えるのかがテーマなのだ。この実験は善良な人々が悪の手先になる方法を世界中の邪悪な博士たちに方法を教えてしまっただけではない。電撃ショックを与える役だった真の被験者の中には権威のある人物への不信感を抱くようになってしまったものもいる。実験中に彼らは誰かを殺しているかもしれないことを理解してひどく不安定になり苦しんだり、自分の爪を皮膚に食い込ませるなどの行動をとった。この実験からごく普通の環境で育ち通常の良心を持っていたとしてもある一定の条件下ではどんな残酷なこともやってしまう可能性があることが分かりました。
ザ・サードウェーブ

「一般のドイツ人はドイツのナチ党がユダヤ人にした行為を知らないかもしれない」と話したことだった。彼が受け持つクラスの学生はその言葉を信じなかった。ならば実際にそれを学生たちに示してみようと考えた彼は歴史の授業の中である社会運動を開始した。彼はその運動をザ・サードウェーブ(第三の波)と呼び、民主主義排除を目標に掲げた。この実験では人に左右されやすい従順な子供たちがいとも簡単に民主的な思想を放棄する詐欺にかかってしまうことを示しただけでなく、子供たちに自前のヒットラー青年隊を組織する実践的な入門書を与えてしまった。[adsense]