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湿布、恐ろしすぎる…

現代では薬をインターネットやドラッグストアで簡単に購入することができます。それだけ手軽で身近になったといえますが、使い方によっては思いもよらぬことが起こる薬がたくさんあります。今回は肩凝りや関節痛などに使用する「湿布」に関して起きた事件です。友人と海水浴に行った時に余った湿布をイタズラ感覚で日光浴をしながら寝ている友人にベタベタ貼ったときのこと。実は以前その友人にちょっとしたイタズラをされていたのでその仕返しのつもりだったとか。そして、その湿布を貼られた友人は寝ていたため湿布を貼られていたことに気付かず、そのまま何時間か経過してしまいました。その結果、後悔してもしきれないほどの大惨事が起きてしまったのです。。。

ちょっとしたイタズラのつもりが…

以下、イタズラを仕掛けた本人のコメント。
「もう人生終わったわ…病院でもらうタイプの湿布が余ってると言う人がいて配ってたA君が俺の革バッグにベタベタ貼ってて痛んで色がおかしくなったから捨てた。しかし、弁償をしなかった。その代わりに海水浴をいつものメンツで行ってる時に、ネタで日光浴をしてるA君にベタベタ貼ってた。寝てたらしくて気がつかなくて1時間以上貼ってた。翌日から背中が真っ赤になって、ほぼ一生このような副作用を味わうことになる。A君は気にしないが彼の両親が激怒したお前らも病院の湿布に気をつけろ」

たかが湿布と侮らない方が良い

湿布薬のほとんどは痛みを和らげる解熱鎮痛の成分が配合されています。湿布薬を患部に貼り付けると解熱鎮痛成分が皮膚から吸収され、痛み止めとしての効果を発揮するのです。このとき、解熱鎮痛成分は皮膚の近くにとどまっていますが、そこに日光などの強い光が当たると「光線過敏症」という副作用が起こる危険があります。光線過敏症は、紫外線の強い夏場に多い副作用です。強いかゆみを伴う発疹・発赤、腫れ、刺激感、水疱・ただれなどの激しい皮膚炎症状や色素沈着が起こり、これらの症状が全身に広がることもあります。[adsense]

安易な「湿布分けてあげる」は絶対ダメ!

特に「ケトプロフェン」が配合されている湿布薬は光線過敏症が起こりやすいため、使用する際は日光を当てないようにサポーターなどを身に着けて遮光する必要があります。しかも、ケトプロフェンは湿布薬を剥がした後も皮膚に存在している可能性があるので、少なくとも約4週間は貼った部分に日光を当てないようにする必要があります。ケトプロフェンは、「モーラステープ」といった医療用医薬品の名称でも頻繁に使用されているので注意しましょう。実際に、モーラステープを手首に貼った患者さんが光線過敏症になった事例があります。手首は赤く腫れ、痛みとかゆみにお困りで、患者さんは「たかが湿布と思って使ったけど、湿布も薬なんだね……」とおっしゃっていました。また、湿布薬に含まれる解熱鎮痛成分は皮膚から吸収されて全身に作用することもあるため、解熱鎮痛剤によって悪化するアスピリン喘息の方や妊娠後期の女性は使ってはいけません。「ただ貼り付けるだけ」と思われがちの湿布薬にもさまざまな副作用があるのです。外用薬って結構安易に使えるものの様に思われがちですが、こうした副作用というのは実際に起こっています。持病によっては命にもかかわる重大な副作用もあります。入院治療を必要としたり、日常生活に支障をきたすほどの重大な副作用が出た場合、「医薬品副作用被害救済制度」を活用する事ができます。しかし、これは薬をきちんと理解して適正に使用している人が対象。誰かから譲ってもらった薬で副作用が起こってもこの制度は使えません。テレビの薬のCMで「用法用量を守って正しくお使いください」と必ずナレーションが入るのも、法律で注意喚起を必ずする旨が定められているからなんです。こうした事も踏まえて、薬を使う時は内服であろうが、外用薬であろうが必ず添付文書をよく読み、適切な使用方法を理解してから使用してください。情報を理解する事は自分の身を守る事に繋がります。[adsense]

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